熱といっても、まず何が原因で熱が出ているのかを調べなければいけません。
一般的にほとんどの場合は、風邪が原因で熱が出ているということを指しますが、何か大けがをした場合はそちらが原因で熱が出ていることもあるからです。
さすがにそこまでいくと、抗生物質の使用をはじめとした治療が必要になるので、病院での治療をおすすめします。
ここでの熱の治し方は、一般的な風邪の場合の対処方法です。
熱を下げるために効果的なのは、身体の中でも太い血管が通っている場所を冷やすことです。
脇、足の付け根、首筋などがそれにあたります。
ただし熱が上がりきるまでは、この方法をしてはいけません。
熱が上がっている最中は寒さを感じるくらい冷えきっているので、その状態で身体を冷やしてしまっては逆効果になります。
しかしそれよりも気をつけなければいけないのは、熱を下げる=風邪が治るということではないことです。
そもそも熱が出るのはなぜなのかというと、体内温度を上げてウイルスの増殖を抑えるためと考えられています。
無理に熱を下げると、ウイルスの増殖が活発化して、結果的に風邪が長引いてしまう可能性があるので覚えておいてください。