不整脈とは心臓の拍動のリズムを調整している機能に異常が生じるもので、症状が軽いものなら治療の必要はありませんが、重いものになると突然死の原因にもなるため早期治療が必要です。
不整脈には「早い脈」「遅い脈」「飛ぶ・抜ける脈」の3種類があり、それぞれの種類によってさまざまな症状が出ます。
不整脈を治すための方法にもいくつか種類がありますが、その中でももっとも有名なのがペースメーカーを使った治療です。
心臓を動かす電気の発生元からの電気が規則正しく発生しないことが、不整脈の原因です。
それを機械的に調節するのがペースメーカーなのです。
ペースメーカーから発生させる電気によって徐脈(遅い脈)を直すことができるのです。
頻脈(早い脈)や期外収縮(飛ぶ・抜ける脈)の治療として効果的なのが、投薬治療です。
投薬は不整脈のタイプによって飲む薬が異なるため、さまざまな薬剤を組み合わせて使用します。
さらに致死性の不整脈の場合は、植込み型除細動器を使って治療を行うこともあります。
不整脈は自分どうにかできるようなものではありません。
不整脈の疑いがあると感じたら、まずは病院へ行くようにしてください。