腱鞘炎は手や指の腱周辺に炎症が起こり、慢性的な痛みやだるさをともなうものです。
最近ではキーボードをよく使う人が腱鞘炎になりやすいため、仕事柄パソコンをよく使うという人は、腱鞘炎に悩まされているのではないでしょうか。
腱鞘炎で気をつけなければいけないのは、症状が炎症ということです。
そのため温めてはいけません。アイシングをしっかりと行うようにしてください。
これを続けているだけでも、腱鞘炎の症状はだいぶ治まります。
腱鞘炎に効果的なのはテーピングやサポーターの存在です。
炎症して弱っている組織はデリケートにあつかう必要があるので、サポーターでの固定が有効なのです。
テーピングも同様に、患部に必要以上の負担をかけないように動きを制限することで、腱鞘炎を治りやすくする効果があります。
テーピングをする時に重要なのは、シワができるようにテーピングを貼ることです。
これによって皮膚が持ち上げられて、リンパ液や血流を良くして、炎症を和らげる効果があります。
腱鞘炎は症状が酷くなると、手術が必要になることもあるので注意してください。
適切な治療をしないと悪化してしまう恐れもあるので、充分に気をつけてください。